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2020年5月19日
お箏のレッスン
前回は箏弾きの演奏業のご紹介だったので、
今回はもう一つのお仕事のレッスン業についてのお話です。
演奏の方が好きだし、レッスン業は向いていないと思っていました。
が、いざやってみると面白い。
自分では何気なくやっていたことも、
生徒さんにとっては難しい事。
かといって皆それぞれ手の大きさも形も違うので、
必ずしも自分の弾き方が皆に当てはまるとは限らない。
元々色んな演奏家の演奏方法を観察するのが好きだった私。
こういう時に役に立つんだなと思いました。
「この人はこういう時こう弾いていたな」とか。
「あの人はあの時ああいう風に弾いていたな」とか。
同じ奏法でも色んな弾き方があるので、
それぞれのメリットとデメリットを調べつつ、
その人の向き不向きや、手のカタチに合わせて、
一緒に弾きやすい方法を見つけていくという作業が楽しい!とこの数年で気付きました。
文字だと分かりづらいですね(笑)
今まで弾けなかったところが、
ちょっと手の角度を変えただけでスッと弾けるようになった時、
生徒さんも私も嬉しい。
そんな繰り返しでどんどんレパートリーが増えていく。
これがレッスン業の楽しみだなと思います。
また同時に自分の成長にもなるわけです。
どうやって弾いてるの?と聞かれて初めて自分の弾き方見直すことも出来ますしね。
今まで自分が習得してきた事を少しでも他の方に役立てられたら、
と思いながら、レッスンを行っています。
ちなみにレッスンは大阪・奈良・三重で行っています。
それでは今日はこのへんで。
良い一日を!